ノーマン・キャンドラー(1937- )

生粋ドイツ人のノーマン・キャンドラーは、由緒正しい教会や宮殿、美術館などが点在するレトロな美しい都、ミュンヘンに生まれました。

初めは管弦楽団に在籍。しかしイージー・リスニングに転向し、1970年代に自らをリーダーとする40名のストリングス・オーケストラを立ち上げました。クラシックと電子楽器の融合に成功したのですが、それでもやはり、アルフレッド・ハウゼやウェルナー・ミューラーなどに共通する、ドイツならではの古風な雰囲気があります。

バッハの曲をポップクラシカルとしてアレンジした「愛の夜明け」「傷心のシチリアーナ」「青い影」は美しいストリングスを前面に出した名演です。そしてビートルズの「エリナーリグビー」も、オリジナルに忠実でありながら、中世ドイツの教会を思わせる格調高い演奏となっています。

キャンドラーはドイツのテルデックとの契約ですが、日本ではキングレコードの配給で70〜80年代に人気を得ていました。

(情報提供、原文:ノイシュバンシュタイン坂巻さん)

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